NFT界は詐欺【scam(スキャム)】がいっぱい
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NFT界は詐欺【scam(スキャム)】がいっぱい
【執筆者】寺西尚之
【執筆日】2022.6.14
NFTを行っていくうえで、絶対に注意しなければいけない事があります。
それは詐欺です。NFT界隈ではSCAM(スキャム)と言われます。
怖がってばかりでは何も進まないのですが、NFTを始める前の基礎知識として本日はSCAM(スキャム)について書かせて頂きます。
詐欺・SCAN(スキャム)には
詐欺・SCAN(スキャム)には色々なものがありますが、まずは以下5つだけでも知っておいてください。
- 偽サイト(HP・ツイッター・テレグラム・ディスコードなど)の存在
- 詐欺メール・ツイート・テレグラム・ディスコード
- 見ず知らずのエアドロ
- 偽NFT(コピーNFT)
- 詐欺電話
- ゲームなどのダウンロード
1つ1つ解説していきますね(^^)
1.偽サイト(HP・ツイッター・テレグラム・ディスコードなど)の存在
偽物のサイトやツイッターなどが存在します。
一見で見分けがつかないぐらいに本物そっくりです。公式のものであるかをしっかりと確認をしてください。HPであれば、URLをきちんと確認してください。Twitteやテレグラム・ディスコードであればフォロワー数や過去の内容や被リンクなどを確認してみてください。
例えば・・・
Googleで『OpenSea』と検索して一番上に出てくるサイトが本物だと思わない事です。基本的には大丈夫なのですが、偽サイトが本物サイトよりも上に出てくることもあります。
因みに本物のOpenSeaのサイトのアドレスは https://opensea.io/ です。偽サイトは『opansea.io』だったり『opensea.lo』だったりします。
そういった偽サイトはクリックしただけでウイルスに感染したり、メタマスクのシードフレーズやその他個人情報を抜きと取ろうとしたり、その他予期せぬ事態に巻き込まれる場合もあります。
公式マークが付いているTwitterのプロフィールに記載があるURLを踏む。公式Discordで公式からアナウンスされているURLを踏む。そして、そのURLはブックマークしておきましょう!
MetaMaskの偽物なんかも存在します。
2.詐欺メール・ツイート・テレグラム・ディスコード
様々なエアドロ企画やホワイトリストが大量にあります。色々な所に色々応募していくと、何が何だかわからなくなってしまいます。そんな中、様々な媒体を介して『congratulations!』『〇〇に当選しました!』といった連絡が届く場合があります。(何処の何に応募したかをメモしておくことも大切ですよね)
それぞれのエアドロ企画やホワイトリストで当選の案内方法(メールなのか、TwitterのDMなのか、Twitterのリプなのか)が記載されています。
例えば・・・
当選は『メールで行います』と書いていれば、当選の連絡は当然メールでしかとどきません。テレグラムやディスコード、Twitterでの当選案内は詐欺・SCAN(スキャム)ということになります。
ただ・・・
上記の例で、当選連絡がメールで届いたから大丈夫とも言い切れませんよね。届いたメールのメールの送信元やメールの内容をじっくりと確認する必要があります。
詐欺師は様々な方法で詐欺・SCAN(スキャム)を狙っています。
番外編(Twitterのエアドロ・ホワイトリスト)
ここで、番外編を1つ
Twitterでエアドロやホワイトリストの企画を行うケースが非常にたくさんあります。応募条件として『フォロー』『リツイート』『@メンション』などがあります。基本的には皆さん正しい方法で問題なく行っているのですが、中にフォロワーを増やすだけが目的でエアドロやホワイトリストとかこつけて、エアドロやホワイトリスト渡さず形だけ行っているケースもあるようです。
信用ができる方が行っていたり、紹介しているものに対して応募するのはいいのですが、『見ず知らずの人』『フォロワーがほぼいない人』『殆どツイートをしてない人』などのものには応募しない方がいいかもしれませんね。
3.見ず知らずのエアドロ
フッと気づくと、自分のメタマスクやOpenSeaのHiddenの中に見知らぬ仮想通貨や画像などが入っていることがあります。
身に覚えのあるものであればいいのですが、身に覚えのない見知らぬものが入っていれば、決して触らないでください。クリックするのもダメですし、下手に削除しようとしなくても大丈夫です。気になるかもしれませんが・・・
身に覚えのないものは放置
してください。見知らぬNFTをUnhideして、ハッキングされたというケースも報告されています。
因みに私のOpenSeaのHiddenの中に見知らぬエアドロがあります。触りたくて仕方ない衝動を必死で押さえています(笑)
4.偽NFT(コピーNFT)
OpenSeaに限らず偽物のNFTが売買されています。私自身偽物NFTを買ってしまいました。
経緯は単純で以下になります。
- ツイッターでNFT購入者にプラスNFTプレゼント企画を発見
- 絵が可愛かったのとNFTがもう一つもらえる事、加えて安かった(日本円で¥3,000程度)のでOpenSeaで購入
- プレゼントNFTが一向に送られてこないので、元ネタツイッターを探すとアカウント閉鎖。この時点でOpenSeaは普通に存在していたので、それほど気にせずに時間の経過
- ある日突然、自分のOpenSeaアカウントの中から購入したNFTが消える
- 購入元のOpenSeaアカウントを確認するとアカウント閉鎖
- 偽物NFTであったと認識
NFTをミント(出稿)する際にOpenSeaに審査はありません。出そうと思えばコピーしたものをだれでも簡単に出せるわけです。
購入の際はそのクリエーターさんのプロフィール欄にある、公式HP、Twittterやインスタを確認するのは必須です。正式なクリエーターの方がミントしたNFTなのかきちんと確認の上、NFTを購入しましょう。
5.詐欺電話
電話番号を伝えてなくても電話が掛かってきます。
どういうことかと言いますと・・・
テレグラムを介して電話を掛けてくるわけです。
これも私の実例です(お恥ずかしい (〃ノдノ) )
- トラストパッドというIDOに参加できるプラットフォームがあります。
- 分からない事があったのでトラストパッドの公式のテレグラムに質問を投げかけてみました。私的にはメッセージで返ってくるのかと思っていましたが・・・
- その後、トラストパッドサポートと名乗る謎の外人から電話がジャンジャン掛かってきました。英語なので何を言ってるのかよくわからなかったのですが、何となく怪しい予感がして、片言の英語で『もう大丈夫です』と伝えて電話を切ったのですが、その後もジャンジャン電話が3人ぐらいから掛かってきたというお話です(笑)
公式のテレグラムだったのですが、オープンなテレグラムだったので誰でも書き込みが読めるわけです。私の書き込みを見た外国人詐欺師がテレグラムを介して電話を掛けてという訳です。
このケースに限らず、今後はオレオレ詐欺のようにNFTに関しての詐欺電話が掛かってくるかもしれませんのでご注意して下さい。
6.ゲーム・アプリなどのダウンロード
今やゲームやアプリは無料でダウンロード出来て無料で遊べるものになりました。
信頼できる運営会社などのゲームやアプリならよいのですが、見ず知らずのよく分からない所が出しているゲームを気軽にダウンロードしてしまうと、パソコン自体がハッキングされたり、ウイルスに感染して、そこからウォレットやSNSや場合によってはネット銀行などに侵入されてとんでもない事になるケースがあります。
信頼できない所からのダウンロードは絶対に行ってはいけません!
- 今だけ無料です。
- あなただけに特別のお知らせです。
- 簡単無料でゲームが始められます。
- 無料ゲームモニター募集中です。
といった言葉巧みに、詐欺業者は人間心理をついて誘ってきます。
先日も私の知り合いの方が、そういったSCAMに詳しい方にも関わらず、少しだけSNSでやり取りをしていた方からの誘いで思わずゲームをダウンロードし、ウォレットの中身を抜き取られ、Twitterを乗っ取られ、ディスコードも乗っ取られるという被害に合われました。
『まあいっか!』『大丈夫だろう!』は禁物です。
今一度、その行動が本当に大丈夫なのかを確認してから行動するように心掛けましょう!
詐欺・SCAN(スキャム)まとめ
今回NFT界隈で多く見られる詐欺・SCAN(スキャム)に関してご紹介して来ましたが、怖がってばかりいてはNFTに関して前へすすめません。NFTには楽しい事もたくさんあります。今後NFTは無視できないものになってくると私は考えています。
基礎的知識をもって、行動すれば、詐欺・SCAN(スキャム)に合うことはありませんので大丈夫です。
決して勢いや自分だけの判断で行動するのではなく、もし不安に駆られる事象がありましたら、お気軽に弊社にお尋ねくださいね(^^)
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